2018年2月26日月曜日

魔女の絶対条件ー良い香りって勘違いかも

私は聖なる西の魔女。
魔女の学校/aromaMONAの清水幸子です。

香りの時代到来〜

今は、
香りの時代と言われていますね。

あちらこちらに香りのものがいっぱい。
芳香剤に洗剤、柔軟剤、
デオドラントに、シャンプー、コンディショナー
そして、石鹸、、、その他いろいろ

化学の進歩により
今や日本も本当にたくさんの香りに溢れています。


あちらこちらでもてはやされるこの香りを
世間では「良い香り」と言うようですが
この感覚、じつは
【大きな勘違い】だということを
ご存知ですか?



実際のところ
多くの人がいい香りと感じる
シャンプーや芳香剤も
普段、天然の香り成分の中で暮らしている
メディカルアロマセラピストにとっては
それらは、
自分たちを「気持ち悪くさせる香り」以外の何者でもありません。
あの手は香りは
本当に、吐き気がしてくる香りなんです。
死にそうなくらい臭い!



香りなんて感覚のものでしょ?
趣味は人によって違うでしょ?
と思われるかもしれませんが

香りにはもっともっと深い意味があるのです。




例えば、
「香り」ではなくて
「臭い」と表現したら
どうでしょう?
ちょっと危機感がありませんか?



ガスの臭い、シンナーの臭い、、
「臭い」というとみんな敏感になって
心身に影響はないかと心配するけれど
「香り」にはみんな無防備です。

なぜなら、私たちは
「香り」と「臭い」の意味を
生活の中で完璧に使い分けているからです。
でも、メカニズム的には
香りも臭いも実は同じことですよね。




香り=臭気=気体 というわけで
香りを感じるということは
体の中に、とある気体が入り込むということです。

特に香りは鼻を通じてダイレクトに
脳の中の大脳辺縁系という、
本能を司る部分に入っていきます。


この大脳辺縁系という部分は
本能を司る部分ですから
もっと、簡単にいうと
私たちのサバイバルをかけた部分。
私たちが無事生き延びられるよう、
危険を本能的に察知する部分でもあるのです。

特に臭覚は
自分にとって危険か危険でないかを
感知するためのとても大切な感覚。

だから、臭覚だけが
脳にダイレクトに影響を与えるようにできているのです!


ですから
犬や猫、動物達がはじめての食べ物に出会ったとき
まずクンクン嗅いで
「美味しいかにゃん?」と言っているわけではなく、
自分にとって危険じゃないかどうかを
確かめます。


本来なら人間も犬や猫と同じように
この香りが私たちにとって有害なものか、
そうでないかの
判別ができるはずなのです。


それにもかかわらず、
多くの方が
台所洗剤や、シャンプー、柔軟剤、香水
この手の香りに無反応。
というより、
【良い香り】という印象を持つ。

でも、元を辿れば
石油系物質から合成されたその香りは
脳に良い影響を与える本当に良い香りですか?


合成されたバラの香りに騙されないで
よく考えてみて。


香りは
ただの趣向品ではないのですよ。
香り=臭いですよ。



ただね
幸か不幸か
人間には順応性という素晴らしい能力もあって
本来ならば危険と感じる香りも
いつもそばにあると
人間の順応性のおかげで
危機を感じることができなくなってしまうのです。

難しい言葉でいうと
それを順応性閾値(いきち)といいます。


だから
天然の香りの中で暮らしているセラピストは
人工的な香りに順応していないので
危険信号が働いて
気持ちが悪くなるのです。


みんなの危険信号機能は大丈夫?
ちゃんと働いてる?


まずは
人工的な香りに騙されないこと!

自然の香りの中で暮らすようになると
自分たちの本来の臭覚の働きも戻ってきます。


本当に身体によい香りだけを
身の回りに置くことによって
きっともっともっと多くの
インスピレーションを
受け取れるようになるよ。

ねっ、もっともっと
自分の体の声をきいてみてね。


これは
魔女の絶対条件よ。



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